今さら聞けない!「逃げるは恥だが役に立つ」!主婦は仕事。男女ともに観て、読んで欲しい

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新垣結衣さんと星野源さん出演のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」、通称「逃げ恥」。

きょう(2021年1月2日)スペシャルが放送されるほど放送から数年たっても人気のあるドラマです。

でも「なんか人気だけど…本当に面白いの?」「観るタイミング逃した」という方もいらっしゃるかと思います。

そこで今回は、ざっくりしたあらすじを紹介します!

あらすじ

まず物語は、主人公の、みくり(新垣結衣さん)が

派遣切りにあい、再就職が中々できない所からスタート。

そこで、心配した父親が、会社の部下である津崎(星野源さん)のハウスキーパーをやってみないかと提案します。

みくりは、思ったことをハッキリ言うけれど、色々と論理的に考えすぎる女性。人によっては、少し面倒がられるタイプ。しっかり考える、素敵な女性なんですけどね。

一方津崎は、物静でこちらも合理的考えの元、独身貴族で、恋愛経験はゼロのタイプ。

しかし、ハウスキーパーをはじめて少し経った頃、父親が引っ越しをしたいと言い始め、みくりも遠方に引っ越さなければならなくなります。

仕事にやりがいを感じていたみくりと、やっと信頼のできるハウスキーパーに出会えた津崎。(何度かハウスキーパーに辞めてもらっている)

2人が行き着いたのは「契約結婚」という道でした。

みくりは、住み込みで給料をもらって主婦を、津崎は給料を支払うかわりに、家のことを全てやってもらうという契約を結びます。

両家には、もちろん本当に結婚すると報告し、ウソがバレないようにしながら、契約結婚生活が送られます。ちなみに籍はバツがつかないように、入れたフリをします。

契約結婚なので、関係は雇用主と従業員。そのため夫婦らしいことは一切ない2人。夫婦なのにぎこちない、と怪しまれたため、火曜日はハグの日など、夫婦らしさを演出するためにコミュニケーションをとる日を増やしていきます。

そんなある意味不器用な2人ですが、段々と惹かれていきます。

惹かれあった2人がどうなっていくのか、それが観ていてとても可愛くてもどかしい作品です!

ただの恋愛漫画じゃない

ストーリーは2人や、周りのキャラクター(みくりの伯母、百合ちゃんや津崎の同僚など)の恋愛模様がメインになるのですが、この作品のいいところは、現実の私たち女性がかかえる社会的問題に、キャラクターたちも向き合っていくんです。

その辺りが、キラキラした少女漫画とは違うところ。

例えば、主婦だって仕事、これをお金に換算するといくらになるのかや、仕事をバリバリして結婚しない選択をしている女性のことなど。他にも、ゲイの男性も登場し、同性愛の悩みなど、さまざまな立場の人がひそかに抱える問題が大体出てきます。

今回のドラマスペシャルでは、女性の産休がとりにくい問題や、夫婦別姓問題、また、はじめての妊娠と出産に対して「サポートする」発言をした津崎に、「どうしてサポートなの?私だってはじめてなのに、ひとりで勉強して、指示をしないとなの?一緒に勉強していくんじゃないの?」という言葉をみくりが投げかけました。

今の社会で男女ともに抱えている「生きにくさ」のヒントが見えてくる作品なので、そこが反響の一因だと思います。これを分かってくれるパートナーと人生を歩みたいと思った作品でした。

ドラマ版も、漫画も魅力的

漫画は全11巻あり、こちらも読みましたが、おおまかなストーリーはドラマも漫画も同じでした。

みくりはよく妄想をするのですが、それもドラマでは再現されていました!ドラマだと、NHKなど他局の番組のパロディが登場するので、ドラマはそのあたりも面白いところでした。

お正月休み、もしまだ何も知らない、もしくはドラマは観たけど漫画は読んでいないという方は、こちらからどうぞ↓

漫画↓

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