人間関係で悩んでますか?人付き合いが楽になるかも

人間関係
あおねこ
りさ

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会社で働く上で、一番ストレスになるのは、人間関係だと思います。新型コロナウイルスで、リモートワークなど新しい働き方も出てきましたが、人によっては、直接顔をあわせて話さないことでコミュニケーションがうまくとれず、逆にストレスを感じてしまう場合もあるのではないでしょうか。

私自身、人見知り、NOと言えない、人から嫌われるのが怖い人間です。

それは今もですが、転職で一度環境が大きく変わることも経験したことで、自分なりに人付き合いのコツを掴み、以前ほど人間関係にはストレスを感じなくなりました。

その方法を紹介しますね。

自分から心を開く

私自身がそうだったのですが、自分から他人に心を開いてみると、意外と楽になることってあります。人間関係の悩みって、人とどう接していいかわからない、嫌いな人がいる、など様々なので一概には言えませんが「心を開いてみる」を一度試してみると、何か見えるものがあるかもしれません。例をいくつか紹介しますね。

社内では誰にでもあいさつをする

心を開く第一歩は、あいさつだと思います。

「そんなの当たり前だろ!」と思われるかもしれませんが、これ、案外出来ていない人多いんです。私自身、親からあいさつをするように教えられて育ったので、自然とやっていたのですが、他の人を観察していると、誰にでもする人ってそんなにいないんですよね。

もちろん会社の雰囲気もあると思いますが、大抵の人は、同じ部署の人、上司にはあいさつをします。でも、外部の清掃スタッフ、誰かわからないけれど、恐らく誰かの来客であろう人…会社には、様々な人がいますよね。自分に直接的に関係がない人にも、あいさつしていますか?

「なんの意味があるの?」と思う人もいると思いますが、逆の立場になって考えたときに、すれ違うときに、笑顔で「お疲れさまです」と声をかけてきた人に対して「え?なにこの人?」よりも「あ、誰にでもあいさつする人なんだな」と好感を持つ場合がほとんどではないでしょうか。

若手から年齢が上の人へはもちろん、上の立場だろうなと思う人が、気さくにあいさつしてくれたら、ちょっと「お、偉ぶってなくていい人そう」と単純に思っちゃいません?

「あの人あいさつしてこないし、しても返ってこないから、自分もしないようにしている。あの人はコミュ力が低い。」と、会社の先輩が話していたことがあります。

「そこまで言わなくても…」と正直聞いていて思いましたが、あいさつだけでそう思い、人を判断する人もいるんです。

「おはようございます」「お疲れさまです」「お先に失礼します(これは同じ部署とか直接関係ある人たちでいいと思いますが)」

このあいさつを誰にでもすることを心がけるだけで、人見知りは隠せますし、悪い印象にはなりません。

ただ気を付けたいのは、あいさつしても返さない人がたまにいるので、気にしないこと

でも今までの経験上、別の機会にあいさつをしたら返ってくる(先輩が言っていた人も、実はほとんどあいさつを返してくれます)ので、考え事をしていて聞こえていなかったり、とっさに声がでなかったり、何かしらあって返せないことがあるだけで、わざと毎回無視する人はそんなにいません。一度や二度、何なら全く返ってこなくてもいいんです。それを気にせずにあいさつを続けられる自分になれば、ちょっとメンタルも強くなれますよ。(私はなりました。あいさつ返ってこなかったら「ちぇ。いいもん別にー」と心の中でわざと軽く拗ねて、あとは別のことに意識を向けます笑)

ちなみに、もしあいさつがどうしてもきつい場合は、会釈だけでもいいと思います。あいさつが億劫で余計なストレスになるくらいなら、無理は禁物ですが、ちょっと嫌だな、面倒だな、くらいなら、ためしに一時続けてみてください。

「悪いやつではなさそう」という印象を周りに与えておくことで、ムダな敵が増えにくいんです。

ちなみにこれを続けていたら、清掃スタッフの方や会社の警備員の方が、以前よりも笑顔を向けてあいさつをしてくれるようになりました。

意思表示をする

別に大きな声が出なくてもいいんですが、ちょっとハキハキを意識してだと、なお良いです。

私も声はそんなに大きい方ではなく、特に今はマスクもあるので、たまに何と言ったのか聞き返されることもありますが、返事は気持ち大きな声で、ハッキリするようにしています。

意思表示は、例えば、上司や先輩に何か質問をされて、わからなくて答えられないとき。

もごもごしたり、黙ってしまったりするのではなく、「うーん、わかりません…」「そうですね…難しいですね。調べてみます。」「ど忘れしてしまいました、確認します。」など、わからないなら、わからない、わかるなら質問に答える。

とにかく自分の意思を表に出すんです。

逆の立場で考えたときに、答えがきちんと返ってこない、何を考えているのか全然わからない相手って、少し怖くないですか?

どう接したらいいのか、悩みますよね。

可能な限りでいいので、自分はこうです、という意思表示をすると、相手もあなたとコミュニケーションがとりやすくなります。

逆に、自分は意思表示が出来ているけれど、相手が全然何を考えているのかわからない場合は、あくまで私ならですが、そういう人なのだなと割りきり「急に聞いて申し訳ない!」など冗談で言いって、その話題を終わるか、仕事に関しての話題であれば「確認して教えてね」と続けます。

どう答えたらいいのか、とっさに言葉がでない、という経験があるので、そういう人がいれば、やんわり「あなたは悪くないよ」という空気を出して、頭を整理する時間を与えるのがいいのではないかと思います。

ドライでいい

心を開けって言ったのに!?と思われそうですが、

心を開く=自分を全てさらけ出す

もしくは、みんなと親密になる、みんなに好かれるようにする、

ということではありません。あくまで仕事上の話であって、プライベートと仕事はある程度分けた方がいいと思いますし、ムダに愛想を振りまく必要もありません。

嫌われてもいいと思う

この気持ち、かなり大事です。

誰だって嫌われたくないんです。私だって昔から、人から嫌われることをとても怖がっていましたし、今だって嫌われたくはありません。

でも、あいさつや返事など、最低限のことさえしておけば「自分はきちんと接してるし、嫌われたら心底合わないということだから、仕方がない」と、大分割りきれます。

「嫌われてるかも…」とビクビクしないために、先に心を開き、その上で嫌われたら、それはもう合わない人なんです。万人に好かれる人なんていません。嫌われてる気がする、と思っても気にせずに、他の人と同じ、フラットな態度で接し続けましょう。

苦手な人と仲良くならなくていい

誰だって、苦手な人が一人や二人いると思います。

苦手な人と、無理に仲良くなる必要はありません。多少言葉がかわせる関係であれば、仲良くなくたって仕事は円滑に進みます。

人間関係を楽にするコツは「無理をしない」ことです。

仕事とプライベートは分けていい

私の会社の大先輩は、愛想はとてもいいし優しいし、後輩の面倒見もとても良く、好かれている人でしたが、仕事は仕事だと、人間関係を完全に割りきっていました。

会社の人とは、基本的にプライベートで関わりを持たないようにしていたそうです。

私は、会社でとても仲良くなった人が数人いて、その限られた人とは休みの日に会うことがあります。

でも、自分の本当に深い話はあまりしないようにしています。本心を全て話す会社関係の人は、1人か2人くらいかもしれません。

ある程度の自己開示は人間関係を円滑にしますが、プライベートなことや誰かへの不満などを話すと、悪気なく広まってしまうことがあります。

どこの会社にもいませんか?人の噂話が好きな人。

噂話好きな人って、ちょっと盛るじゃないですか。だから、「あいつ、○○のことこう言ってたよ」と、本来はそんなつもりで本人が言っていないのに、話が大きくなったり、違うニュアンスになったりして、周りに伝わることもあります。

実際、前の会社でも今の会社でも、本当か嘘かわからない噂話がありました。

しかも噂好きな人って、人当たりがよく、いい人な場合も多いんですよね。だから特に、会社に入りたてで、まだみんながどんな人かわからない時は、誰が口が軽いかわからないため、極力マイナスな話はしないことをおすすめします。

私は基本的に、誰かを尊敬しているとか、好きな芸能人とか、広まってもプラスになる話しや、対して問題のない話だけに心がけています。

期待しない

恋愛でも言えますが、人に期待をしない方がいいです。

「私がこれだけしたら、相手はこうしてくれるだろう」「これだけ一緒にいるんだから、私の考えをわかってくれるだろう」なんて、思うだけムダです。

逆の発想で、人から「自分はこれだけしたから、あなたも当然返してくれるよね?」「私の考えなんてお見通しでしょ?」と勝手に期待されていても、ちょっと嫌じゃないです?

それで、期待に応えられない時に怒られたり嫌な態度をとられたりしたら、「え?わかんないよ、言ってよ。」「勝手にあなたがしただけじゃん。」となりませんか。

私はなります。

「この人なら自分のことをわかってくれる」

「きっと手伝ってくれる」

など…人に過剰な期待をせず、

思いどおりになったらラッキー!くらいの気持ちでいると、人のちょっとした優しさや気遣いが嬉しく、心が穏やかになります。そしてその嬉しい気持ちを「ありがとうございます。助かります。」「すごいね、なんでわかったの!」など、素直に相手に伝えることで、相手も嬉しい気持ちになって、「また同じことがあったらこうしてあげよう。」と思うようになります。

人を変えたいなら、自分が変わるしかありません。期待しないなんて、冷たく聞こえるかも知れませんが、見返りを求めないという意味です。

これは会社だけでなく、家族や友達、恋人など、親しい人たちとの関係でも言えることだと思います。

嫌いな人・苦手な人の対処法

私は今の会社に、とても苦手な人がいます。普段は悪い人ではありませんが、こだわりが強くて、スイッチが入ると怖いし話が通じないしで、その人と一緒に仕事をする日は、前日からちょっと体調悪いです…笑

でも、以前に比べて、だいぶ和やかな空気で円滑に仕事ができるようになりました。

私の苦手な人は、思いどおりにならないと、怒る人です。

仕事で自分の思いどおりに進まない、つまり後輩の私がその人が思うように動かないと、明らかにイライラされます。

そして、他の社外の人がいる前でも、イライラを隠せず、キツい物言いで嫌みっぽく「普通こうじゃないんですか?」と言われていました。

最初の頃は、自分が悪いんだと思って萎縮し「すみません…」と言いながら、涙をぐっとこらえ、でも社外の人に気を遣わせたくもないので、必死に笑顔を作っていました。

しかし、今は笑顔で雑談はさみながら仕事ができるようになったんです。

逃げるが勝ち 演技をする

どうしたかと言うと、返事と謝罪をハッキリするようにしました。

このタイプの人って、自分は正しいと信じているので、形だけでも「そうですね、すみません!」とすぐに謝ると、案外それ以上キツい責めはない場合が多いです。

そして「すぐ確認します」、アドバイスなど何かしらの指導であったなら「すみません。ありがとうございます。」と教えてくれたことへのお礼も言います。

このタイプの人には、ちょっと鈍い天然を演じるように心がけると、「悪気はない真面目なやつだな。」「仕事はまだまだだけど、頑張ろうとしているな。」と思われるようで、思いどおりにしたい時も、言い方が優しくかわっていきました。

あと、怒られている時意外は、あいさつをする時などに、ニコニコします。(へらへらしすぎはダメです)そして、可能ならたまーに雑談します。「あなたに懐いてますよー」という態度をとっておくのです。これも一種の防衛です。

自分の思いどおりにしたい人って、たぶん仕事へのこだわりが強いんですよね。それが正しい方向かはなんとも言えませんが…。

もちろん、戦える人は、納得できない!と戦うのもありだと思います。

私は戦うのが苦手な、逃げるが勝ちを選ぶタイプなので、これを実践しました。

一人で抱え込まない

でも実はこの人、他の人からもかなり苦手意識を持たれていたんです。

一緒に仕事をしたくないと思う他の先輩方がたくさんいて、仕事はできる人だけど、人間性がちょっと…と色んな人から思われていました。(他部署の人は、全然知らないようですが)

つまり何がいいたいのかと言うと、自分の苦手な人、嫌いな人は、他の人からも同じように思われている可能性があるんです。

どうしてもキツい時は、家族など身近な人に相談してみる、社内に口のかたい信用できる人がいるならば、その人にも相談してみるなど、

一人で抱え込まないようにしてください。

いいところを探す

嫌いな人や苦手な人のいいところが見つけるのも、一緒にいる苦痛が、多少は誤魔化されるのでいいですよ。

「あんなやつにいいとこあるか!」なんて匙を投げずに、観察してみてください。できれば「こんな時は優しい」など内面がいいかなと思いますが、無理なら外見でもいいと思います。

例えば、手だけはキレイとか、目の形はちょっと可愛いとか。

そして、心のなかでキャラクター化しちゃうのもオススメですね。

不器用さんとか、髪の毛が薄いおっちゃんとか…

何かキャラクターに似ているのなら、

髪の薄いドラ○もんなどもいいですね。

理不尽なお叱りをうけた時に、そうした逃げ道を自分に用意してあげるのもひとつの策です。

飲み会について

新型コロナウイルスで、以前よりは減った会社もあるとは思いますが、リモート飲み会もありますし、完全にはなくなっていないと思います。

飲み会についての私の考えとしては、

可能なら参加して損はない です。

平成生まれの私は、正直、昭和生まれの先輩方のお酒の飲み方が理解できなかったり、話も、同じ話が続くと、楽しくないなぁと思うことがあります。

でも、ちょっと億劫だなという気持ちをぐっと押さえて、誘われたら勇気を出して飲み会に参加していたら、会社の人と仲良くなるスピードが格段に違いました。

違うというのは、最初新卒ではいった会社では、あまり飲み会に参加しなかったため、会社の人とある程度の仲を深めるのに、1年くらいかかりました。

しかし、転職後の会社では、はじめの頃から誘われたら可能な限り参加する、という生活をしていたら、半年もせずに他部署含めて仲の良い先輩が増えました。

ちなみに私は、お酒には弱く、ほぼ飲めません。あと、きょうは帰りたいと思ったら、「行きたいけどきょうは本当にすみません。また誘ってもらえると嬉しいです」と断ります。

飲みの席って、普段聞けない話や仕事へのアドバイスが聞けることもありますし、半分仕事、半分プライベートなので、次の仕事の時に、先輩でも頼みごとがしやすくなったり、無理なものは断ったり、冗談も言いやすい関係になりやすいです。

飲み会に行かなくても、そういった関係は作れるので、無理に行く必要はありませんが、友達同士でどうせ行くのであれば、たまに会社の人といくと、意外な話が聞けて楽しい場合もありますよ。

お酒については、飲めるなら問題ありませんが、無理に飲まず、ノンアルコールしか頼まないキャラにしてもいいと思います。

まとめ

人間関係を楽にするコツを簡単にいうと、

気にしない、期待しない、抱え込まない

だと思います。

あと、自分が好感が持てる人の行動を観察して真似したり、苦手な人や嫌いな人の何が嫌いなのかを分析して自問自答してみたりするのもおすすめです。

客観的にみる癖をつけておくと、思い詰めず、冷静に人間関係を考えることが出来ますよ。

そして冷静に考えた結果、いらないと思ったところは、無理せず切り捨ててもいいんです。

どこかできそうな所から、試してみてくださいね。

以下、おすすめの本貼りますね。

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