今年の10月から「半妖の夜叉姫」のアニメが放送されますね!小学生のときに、祖母の家にあったらんま1/2を読んでから、高橋留美子さんが大好きになり、色んな作品を読みました。
まさか犬夜叉の続編がアニメになるとは思っていなかったので、あのまま終わっていて欲しかったような若干の複雑な心境もありつつ、でもやっぱり、また犬夜叉や殺生丸に会えるのがとても嬉しいです!
今回は、私が大好きな高橋留美子さんの作品を紹介します。
高橋留美子さんについて
高橋留美子さんをご存知ない方のために、まずは高橋留美子さんについて。
高橋留美子さんは、新潟県出身で、1978年の大学在学中に週刊少年サンデーでデビュー。デビューの年に「うる星やつら」の連載を開始。2020年現在も新作「MAO」を連載中で、これまでに出した作品のほとんどが映像化しています。
うる星やつら
ざっくりあらすじ…
宇宙人で鬼族のラムが、地球人の諸星あたるにプロポーズされたと勘違いし、押しかけ女房のような状態になります。
女好きの諸星あたるを鬼であるラムが追いかけ、他の女の子にちょっかいを出すのを止めるという、逆鬼ごっこが、さまざまな登場人物を巻き込みながら繰り広げられます。
ラムの「~だっちゃ」という言葉遣いが可愛く、また、ピカチュウの十万ボルトのような雷をラムから浴びせられても、こりずに逃げようとする諸星あたる。ふたりのやりとりが、おもしろ可愛いです。
雪女(かなり好きなキャラです)、見た目は可愛いけどちょっと癖の強いランちゃん、「暗いよ狭いよ怖いよー!」が口癖(?)の、面堂くんなど、魅力的なキャラクターが沢山出てきます。
何故かラムちゃんにだけは素直になれない諸星あたるが、ラムちゃんのことを不器用ながら心配したり、気にしたりもして、きゅんポイントもあるんです!
アニメ化もされていて、主題歌がまた可愛らしいですよ!Amazonプライムでも観られるようです。
これを書いたとき、作者は大学生だなんて…。想像力がえげつないです、本当に…。
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らんま1/2
これは、私が高橋留美子さんにハマったきっかけでもある、一番好きな作品です!!
もうね…何度読み返してアニメも観たか…。
道場を営む天道家と、格闘家の早乙女家。両家の父親が、自分の子供たちを結婚させようと昔約束したことから、天道家3姉妹の末っ子あかねと早乙女の1人息子乱馬(らんま)が、許嫁に。
はじめは女の子が現れ、優しく接していたあかね。しかし、お風呂で偶然鉢合わせたらんまは男に!
実はらんまと父親は、中国で修行中に、伝説の泉に落ちてしまっていて、水を被ると、らんまは女に、父はパンダになってしまうのです。お湯を被れば戻るのですが、元の体に戻りたいらんま。元の体に戻るためや、巻き込まれ事故などで、色々な人と戦います。
私がこの漫画で一番好きなのが、惹かれあってるくせに、素直じゃない二人のやりとりが、ハラハラとニヤニヤともどかしさで、目が離せないとろこです!
もうね…少女漫画よりときめいちゃいます、可愛すぎて。小学生のとき、夢中になって読んだことをいまだに覚えています。
らんまのことを好きな女の子が他にも3人出てきますが、その子たちも可愛いです。
あかねもモテるので、あかねを好きになる、もう1人の格闘家の男の子も、壊滅的な方向音痴だけど健気で一途。「ふたりを邪魔しないで!」とたまに思うのですが、出てくるキャラクターみんなが可愛くて愛しくなります。
らんまは元の体に戻れるのか?ふたりは無事に結ばれるのか?
ぜひ一度といわず、何度も読んでほしいです!
こちらもアニメ化しています。
ちなみに声は、
男らんまが山口勝平さん(コナンの新一や犬夜叉、ワンピースのウソップ役、魔女の宅急便のトンボ役)、
女らんまが林原めぐみさん(コナンの灰原哀、ポケモンのムサシ役)
あかねが日高のり子さん(犬夜叉の桔梗、コナンの世良役)、
あかねの姉、なびきに高山みなみさん(コナン、魔女の宅急便キキ役)など、他にもたくさんいらっしゃいますが、キャストはかなり豪華です。
特にアニメでチェックして頂きたいのは、中国人のシャンプーという女の子の話し方です。声は佐久間レイさん(アンパンマンのバタコさん役)が演じていますが、カタコトの話し方がとにかく可愛い!
あかねが一番好きですが、アニメをみて、シャンプーの好感度がかなり上がりました。
ちなみに、
男らんま…賀来賢人さん
女らんま…夏菜さん
あかね…新垣結衣さんで、一度実写化もされています。
大学生のときに、嬉しくてリアルタイムで観たのはいい思い出です。
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めぞん一刻
高橋留美子さんが描く、大人の恋愛です。
といってもラブコメディで、アパートの新しい管理人、音無響子を好きになった五代裕作が、同じおんぼろアパートの住人などに邪魔されたり応援されたりしながら、じわじわアタックします。
響子さんは、結婚半年で夫をなくした未亡人。性格は、真面目で鈍感。
五代は、真面目な苦労人。
これも小学生のときに読み、ふたりのすれ違いは胸が痛かったですが、冷静なフリをしているけど、他の女性といた五代にヤキモチ焼いて、響子さんが素直になれないシーンなどはとても可愛かったですね。
響子さんと亡き夫の馴れ初めも出てきますが、これがまた、とっても純粋なんです…
五代さんとお墓のシーンは、名作アニメのスペシャルなどでよく紹介されていたので、観たことある方もいるかもしれませんね。
また、高橋留美子さんのこういう恋愛話が読みたいなぁ。
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犬夜叉
「半妖の夜叉姫」の主人公3人の、親たちの物語になりますね。
中学3年生の日暮かごめの実家は神社で、古いご神木と井戸がありました。
ある日、井戸に落ち、戦国時代にタイムスリップ。そこで出会ったのは、ご神木に矢で封印された、半妖の犬夜叉。
犬夜叉を封印したのは、妖怪が狙う「四魂の玉」を守っていた巫女の桔梗。
かごめは桔梗の生まれ変わりで、体内に「四魂の玉」を持っていたため、妖怪の手によって連れてこられ、お腹からを噛まれます。(痛い…)
そして出てきた玉を奪われます。
すぐに奪い返しますが、その後も犬夜叉とかごめはケンカしながら、色んな輩から奪われては奪い返していたのですが、四魂の玉を空をとぶ妖怪に奪われた際、かごめが矢でいったことで、四魂の玉が砕けて方々に散ってしまいます。
半分妖怪の犬夜叉と、巫女の力を引き継ぐ受験生のかごめが、仲間を増やしながら玉のかけらを集めていく、冒険物語です。
犬夜叉と心を通わせていたはずの桔梗が、何故犬夜叉を封印したのか、四魂の玉をつけ狙う黒幕の妖怪は何者なのか…。
そういった謎もありつつ、犬夜叉とかごめを中心に、仲間たちとのコミカルなやりとりもあります。井戸を通れるのはかごめと犬夜叉だけで、犬夜叉が現代に来る話が、毎回面白くて大好きです!
そして…犬夜叉といえば、私が二次元で一番好きなキャラ、犬夜叉の兄、殺生丸が出ます。
何度か映画化もされていて、全部観ました。しかも最後の作品以外は映画館で。
中でも、殺生丸が出てくる天下覇道の剣が一番好きでしたね。
※以下、人によっては殺生丸についてネタバレかもですので、嫌な方は次の作品紹介まで飛ばしてください。
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殺生丸は犬夜叉と異母兄弟で、最初は人間がキライです。
それが、ある少女との出会いで変わります。殺生丸が好きすぎて、何度その女の子になりたいと思ったことか…。
半妖の夜叉姫は、犬夜叉と兄の殺生丸の娘たちの話のようですが、親たちはどうしちゃったんでしょうね?そこがとても気になっています。
アニメもありまして、私が小学生のとき、月曜日の午後7時~犬夜叉 7時半~コナン という最高の一時間がありました。
ちなみにこの子は最初に出てくる妖怪ですが、顔がめちゃ可愛いです。スタイルも抜群。
アニメはらんま1/2と同じ、山口勝平さんが主人公犬夜叉を演じています。
ちなみに、犬夜叉はゲームもありまして、仲間になって旅をするPS2の呪詛の仮面というものを、私は何周もやりました。主人公が男女選べたので、両方やりましたねー。
さらに女の子主人公では殺生丸ルートも隠されていて、そこだけでも本当に何回もやりましたね…。犬夜叉好きすぎますね私…。ちなみに今でも二次元のナンバーワンは殺生丸です。彼を越える人はいません。(地獄先生ぬ~べ~の、たまも先生がちょっと迫る勢いですが)
PS2本体は壊れてしまい、今は持っていませんが、このディスクは捨てられずにいます。
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人魚の森シリーズ
これ…知ってる方どのくらいいますかね?
アニメ化もされていて、高橋留美子さんの作品ではたぶん珍しい、ダークな話です。
人魚の森、人魚の傷、夜叉の瞳の全3巻です。
不老不死の人魚の肉を食べ、500年ひとりで生きてきた青年、湧太は、元の体に戻るために、人魚を探しています。
そこである時辿り着いたのが、女だけが住む不思議な集落。そこには、真魚(まな)というきれいな女性が足かせをされ、軟禁されていました。
真魚は、集落の女たちに、知らず知らずのうちに人魚の肉を食べさせられ、不老不死の体になります。
人魚の肉は、人間が食べると毒になるため、不老不死の体になれるのは、かなり稀。
1巻で湧太と真魚が出会い、その後は、ふたりの旅を描いています。真魚が活発な性格のため、シリアス展開の中にコミカルさもあり、さすが高橋留美子さん、という感じです。
不老不死という人知を越えた力を求める人間の汚さも、人を思う一途な美しい気持ちもあり…ほとんどの話が物悲しく、それぞれの幸せを願いたくなります。
でもそんな中で、真魚が空気をあまり読まないので、そこに癒されます。
これもアニメになっていまして、アニメもよかったです。
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境界のRINNE・MAO
最近の二つをまとめて…
境界のRINNEは、幽霊が見える女子高生、真宮桜と、死神の仕事をしているりんねが、学校の霊的現象を解決していきます。
りんねはとても貧乏で、高校生とは思えないほどお金にはシビア。お金と食べ物への執着が半端じゃありません。
桜は、これまでのヒロインとは少し違った性格で、感情があまり表に出ません。そのため、桜にどう思われているのかわからず、気にするりんねが可愛いです。
らんま1/2のような、どちらかというとコメディー寄りで、なにも考えずに楽しめる作品でした。
こちらもアニメ化しています。代表作ほとんどアニメ化ですよ…。高橋留美子さんすごすぎます…。
続いては、いま連載中のMAO。
昔、事故に遭ったことのある主人公が、事故現場の商店街から大正時代にタイムスリップ。そこで出会った陰陽師のまおと一緒に、自身の昔の事故や、まおの謎に迫っていきます。
妖怪が出てくるので、作品の雰囲気は犬夜叉寄りかな。
RINNEよりは真面目なテイストになっていて、じわじわと真相が明らかになってきたら、どんどんおもしろくなりそうな感じです。
気になる方はこちら↓
まとめ
他にも、高橋留美子さんの作品はありますが、私が読んだことがあるものを紹介しました!
まだ私が読めていないのが、
このあたりの短編集などなど。
色んな作品があって、どれも本当に面白いので、一番好きな作品を見つけてもらえたらと思います。
高橋留美子さんが描くキャラクターは、みんなどこか抜けてて完璧じゃないんですが、そこがまた魅力で、どんどん愛着がわいてきますよ!
半妖の夜叉姫は漫画はなく、アニメのみのようですね。
放送を楽しみに待ちたいと思います!
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